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公認会計士って何?仕事内容は??

公認会計士関連

皆さんこんにちは、公認会計士のToshiです。

私は大学三年生の時に公認会計士試験に合格、大手監査法人に入所したのち、2021年9月現在、ニューヨークに赴任をしています。

今回は、「公認会計士ってなに?」「具体的にどういった仕事をしているの?」といった疑問にお答えしていこうと思います!!

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公認会計士とは

公認会計士とは、企業の会計・監査を専門とする国家資格を持った人のことを言います。いわば、「会計・監査のプロフェッショナル」です。

日本に限らず、世界のすべての会社において「会計」が存在します。

そのため、その「会計」に携わる資格として、公認会計士はトップの資格といえます。経済界最高峰の国家資格として、社会的信用力の高い資格であることがわかりますね。

公認会計士は、医者・弁護士と並び三大国家資格といわれるほどの、社会的地位の高い国家資格なのです。

もちろん、そのような社会的地位の高い国家資格であるため、収入が高い・安定している等の魅力があります。

具体的な仕事内容

先ほど述べたように、公認会計士は経済界最高峰の国家資格であるため、その業務内容は多岐にわたります。

会計監査・内部監査・経理業務・税務業務・コンサルティング業務 etc…

挙げたらキリがないほど、公認会計士として携わることのできる仕事は多いです。

会計監査・内部監査

会計監査・内部監査はおよそ「監査業務」と分類される業務内容となります。

どの会社も、少なくとも年に一度は会計を締める「決算」というものを行います。

これは、その会社の一年間の成績や、年度末に持っている資産・負債の金額を社会に公表するようなイメージです。学生が年度末に成績簿をもらうような感じですね。

ただ、成績簿は教授や先生が客観的にその生徒の成績を付けますが、会社は自分で成績を付けます。

そのため、世間の人たちは「その成績、本当に正しいの??」と不審に思います。特に、その会社に投資をしようとしている投資家からすれば、その会社の収益性や継続可能性がとても大事になってくるのです。

この、会社が自分でつけた成績について、「この成績で正しいですよ」とお墨付きを与える業務、これが会計監査です。

内部監査は、この決算を行う際のルールが正しく整備・運用されているのかどうかについて、お墨付きを与える仕事になります。

特に、会計監査についてはその重要性が非常に重く、会計・監査の高度な専門知識を有する公認会計士にのみ許された独占業務となっています。

なお、公認会計士のうち、会計監査を行う人が大半を占めています。監査を受注するのは複数人の公認会計士によって組織・運営される「監査法人」であり、この監査法人に所属する人が大半です。

経理業務・税務業務

公認会計士は会計・税務にも専門的な知識を有している人が多いため、監査法人に所属するのではなく一般企業に所属し、決算業務や税務業務を行うこともできます。

特に、会計監査を経験した公認会計士は、監査対応等に精通しているため非常に重宝されます。

会社の経理部長やCFO(最高財務責任者)といったクラスを目指す人にとっても非常に有用な資格だと言えますね!

コンサルティング業務

公認会計士は、会計・監査の知識を有しているのはもちろんのこと、リスク管理や内部統制といった知識も豊富に有しているため、その知識を有してコンサルティング業務を行う人も多くいます。

  • 企業の経営戦略を組み立てる戦略コンサルティング
  • 企業の経営上の問題を解決する経営コンサルティング
  • 企業の財務状況に関する問題点を解決する財務コンサルティング
  • IT技術を駆使したデータ分析等に基づくITコンサルティング

コンサルティング一つとってみても、公認会計士の活躍できるフィールドが多いことがうかがえますね。

まとめ

公認会計士の仕事内容について記載しました。

いかがだったでしょうか?公認会計士という資格の可能性の高さに驚いたのではないでしょうか??

自分が公認会計士であるという贔屓目を抜いても、とてもいい資格だと思っています。

実際に、20代半ばにしてニューヨークに赴任することなんて、なかなかないことだと思っています。

この記事をみて、公認会計士を目指す人が一人でもいれば幸いです!!

では、また(^^)/

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