「公認会計士になってお金持ちになってやる!!」
こんにちは、Toshiです。
僕も公認会計士になれば富裕層の仲間入りと思っていました。
ところが現実はというと・・
- 昇進してもなかなか上がらない年収
- 重くなる責任
- 長引く残業
果たして公認会計士は本当に稼げる職なのでしょうか。
徹底考察します。
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【公認会計士の給料】監査法人の職階別における年収・賞与について全部見せます
大手監査法人に入れば年収1,000万は余裕
だいたいBIG4に入れば、
入所して3,4年でシニア、7,8年でマネージャーに昇進します。
残業の度合いにもよりますが、
シニアの3,4年目あたりで年収1,000万円を達成できます。
つまり早い人だと社会人7年目くらいで、
大台を超えることになるのです。
これはすごいことです。
商社や外銀、コンサル会社と同列に年収が上がります。
日本の全年齢の年収中央値が437万円なのを考えると、
若手でいかに給料を稼げるかが分かります。
可能な限り若いうちに公認会計士試験に合格し、
ファーストキャリアに大手監査法人を持ってくれば、
生涯年収レースにおいて最高のスタートダッシュを決められるでしょう。
年収1,000万円を超してからのハードルが高すぎ
年収1,000万を超えてからは、
年収大幅UPするタイミングは、パートナー昇格後です。
年収1,500万円を達成するためには、パートナーにならなくてはいけない
のですが、
それが非常に難しくなっているんですよね。
監査法人でパートナーになるには(能力)
監査法人に残る人間の目標の一つでもあるパートナーですが、
監査法人に残っていれば誰もがなれるというわけではありません。
- 高い監査能力
- 適切に人材を配置するアサイン能力
- 部下や周囲の人間からの人望
- 高いコミュニケーション能力
- コンサルタントとしての分析能力
- 新規顧客の獲得能力
- 厳しい社内競争をくぐりぬける政治力
等、
監査法人以外でも昇進していたであろう人材が昇進できるのです。
並大抵の人間では達成できません。
監査法人でパートナーになるには(経歴)
監査法人に残ってパートナーを目指すには、
それなりの色がついていないといけません。
周囲の誰もが納得する人間がパートナーに昇格できるのです。
海外経験
近年は特に監査法人はグローバル化が進んでおり、
海外経験がないとパートナーになりづらい、
といった状況も起きています。
以下は各監査法人における、パートナーの海外出向経験割合を示しています。
それぞれの出典は以下の通り。
- EY新日本(https://www.ey.com/ja_jp/people/ey-shinnihon-llc/ey-shinihon-audit-quality-report)
- KPMGあずさ(https://home.kpmg/jp/ja/home/about/azsa/corporate-profile.html)
- デロイトトーマツ(https://www2.deloitte.com/jp/ja/pages/about-deloitte/articles/audit/audit-quality-report.html)
- PwCあらた(https://www.pwc.com/jp/ja/about-us/member/assurance/transparency-report.html)
ここには、海外赴任が頻繁に行われていなかった、
昔からパートナーの人数も入っています。
今後、各法人の割合はPwCのように50%近くにまで上がることが予想できます。
というか、ここ5年でパートナーになった人で絞ると、
すでに50%どころか60%を超えているんじゃないかと体感では思います。
海外経験がないとなかなか昇進は難しいのが現実です。
海外以外の出向経験
海外経験でなくても、
パートナーでどこかしらに出向経験がある人が多いです。
金融庁や公認会計士協会等、
相応しい能力・知識や経験、そして人脈を持っている人が、
パートナーと認められる、と考えてよいと思います。
いずれにせよ、
昇進を狙うのであれば、相応しい経歴が必要となってくるわけです。
結論:監査法人では年収1,500万円を稼ぐのは難しい
上記の通り、
監査法人の給料だけで、
年収1,500万円を稼ぐのは選ばれし人間のみということになります。
いまの給料がいいからといって、
監査法人に思考停止で残り続けるのは旨味がないですね。
公認会計士が年収1,500万以上を稼ぐには
それでは、我々平凡な公認会計士は、
どうやったら年収1,500万円を稼げるようになるのでしょうか。
転職してベースアップを狙う
まず一番に考えられるのは転職ですね。
コチラの記事でも記載しているように、
僕は社会人なら一年目でも転職サイトに登録するべきだと思っています。
FAS系コンサルティングや戦略系コンサルティング、
投資銀行などの専門機関であれば、
役員レベルにならずとも、年収大幅UPが見込めます。
マイナビ会計士やMS-Japanに登録し、
転職先を見つけましょう。
マイナビ会計士。まずはWEB無料登録 弁護士・公認会計士・税理士の求人・転職なら【MS-Japan】ただ、監査法人以上の激務は避けられません。
ワークライフバランスを求める場合には、別の道を探したほうがよさそうです。
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副業で稼ぐ
監査法人はこれまで、
副業禁止していたところが多いですが、
副業をどんどんと解禁していく流れになると思います。
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例:株式投資
投資が可能な法人であれば、
絶対に投資はやるべきです。
投資はギャンブルではありません。
適切な知識を蓄え、
自分が働いている間に、
「お金にも働いてもらう」
といった感覚が必要です。
投資信託でもいいので、ぜひ、投資は始めましょう。
起業する
もしあなたが、リスクテイクできる状況なら、
一度は起業にチャレンジしてみてはいかがでしょうか。
資本主義社会のこの時代において、
勝者はいつも、支配する側・経営する側です。
自ら会社を立ち上げ、会社を運営することで、
得られるリターンは大きいです。
チャンスがあれば、起業するべきですね!!
まとめ
以上、会計士が年収1,500万を稼ぐためにするべきことでした。
かくいう私も自己紹介に記載の通り、
現在NYに海外赴任していますが、
常にネクストキャリアは模索しています。
共にキャリアアップめざして、頑張っていきましょう。
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