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「公認会計士 やめとけ」への一発回答【結論:やって正解です】

公認会計士関連

みなさん、こんにちは!

公認会計士のToshiです!

Big4で働いたのち、現在はニューヨークに海外赴任しています。

(詳しい自己紹介はコチラ

今回は、

『公認会計士なんてやめとけ』

という意見について、

回答していきたいと思います。

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「公認会計士なんてやめとけ?」【結論:やって正解です】

公認会計士は、

三大国家資格といわれるほど、

難易度・社会的地位の高い資格です。

公認会計士って何?仕事内容は??

の記事も参照ください。

公認会計士を目指していい理由は以下の通りです。

1.高収入である

前述の通り、

公認会計士は三大国家資格の一つです。

医者・弁護士と同様、

年収は日本の平均年収を大きく上回ります。

以下の記事で僕の年収を赤裸々に記載していますので、

もし興味のある方は読んでみてください。

【公認会計士の給料】監査法人の職階別における年収・賞与について全部見せます

人生において、

収入は本当に大切です。

特に日本は、これから、

超少子高齢化社会になり、年金もままなりません。

将来を見据える意味でも、

公認会計士という資格を取って、

損は全くないと思います。

「公認会計士なんてやめとけ」

なんて、まったく当てはまりませんね。

2.社会的地位・信用力が高い

公認会計士になると、

その安定・高収入の点から、

非常に社会的地位・信用力が高いです。

ローンを組んだり、

結婚相手のご家族へのあいさつなどにおいても、

全くもって問題になりません。

ローンを元手に、

どんどんお金を増やしていくこともできる。

社会的地位を高めておいて損はないです。

3.様々な分野で活躍できる

私は現在、

ニューヨークに海外赴任をしています。

このように、

海外で働くチャンスもたくさんある

また、

監査業務だけでなく、

内部監査・アドバイザリー業務・経理業務など、

本当に活躍できるフィールドは様々です。

公認会計士になって、自分の世界を広げましょう!!!

4.様々な国で活躍できる

私のように海外赴任して、

海外で働く機会があるのはもちろんのこと、

もし仮にUSCPAも保有していると、

国際相互承認協定(MRA:Mutual Recognition Agreement)のもと、

会計士が必要という国で働くこともできたりするのです!

海外で働くことに興味があるのであれば、

非常におすすめであるといえるでしょう。

(おすすめ記事:ここニューヨークで、USCPAを目指します!

5.景気に左右されにくい

公認会計士のメインの仕事は、

企業の成績をチェックする「会計監査」になりますが、

この会計監査は毎年、

どんなに景気が悪くても行われます

実際、

新型コロナの影響で世界的に株価が落ちた状況でも、

増収した監査法人もあるくらいです。

このように、

会計監査という安定的な仕事がある点も、

安定して仕事をしたいという方にはお勧めできる点といえますね。

6.モテる

ちょっと下世話かもしれませんが、

安定して高収入の公認会計士は、

異性にモテます!

合格して、働きだしてみて下さい。

もしあなたがこれまで恋人がいなかったのなら、

社会人になってから、楽しい毎日が待っていますよ。

(おすすめの記事:公認会計士ってどこで恋愛しているの・・???

「公認会計士 やめとけ」という人の主張とそれに対する反論

ここからは、

「公認会計士なんてやめとけ」

という人の論拠と、

それに対する反論をしていこうと思います。

数年後にはAIに仕事を奪われるからやめとけ

公認会計士に否定的な人が、

まず真っ先にいうセリフ。

「数年後、AIに仕事奪われるからやめとけ」

受験生の皆さん、安心してください

大丈夫です。

1.元々の論文では「会計士」がなくなるとは言っていない事実

AIに仕事を奪われる。

これは、

オックスフォード大学の教授が2013年に発表した論文で、

将来機械が奪う仕事ランキングで第二位にランクイン。

そのあたりからしきりに言われ始めました。

そして同じような内容が週刊ダイヤモンドにも掲載され、

結果として大きな反響を呼びました(記事はコチラ)

ただ、残念ながら、

元々の論文(コチラ)に戻ると、

「会計士」という仕事がなくなるとは、一言も書いていません。

「Tax Preparers」

「Bookkeeping Accounting and Auditing Clerks」

「Accountants and Auditors」

上記が高確率でコンピューターに代わられる可能性が高いと言っているのです。

これらをすべて、「会計士」と一括りにするのは、

あまりにお粗末ですね。

なお、

監査業務や税務業務の一部がAIに奪われる、

これ自体にはAgreeです。

ただ、

すべてが奪われる、という論調は的外れですね。

次の章につながってきます。

2.会計監査だけが会計士の仕事ではないという事実

皆さん、そもそも違和感を感じませんか?

「会計士」=「仕事」なのか??

違います。

公認会計士とは、資格です。職業名や仕事ではありません。

先ほど記載した通り、

監査業務や税務業務は今後、AIに代わられる可能性はあります。

事実、BIG4の会計事務所においては、

どんどん監査業務にAIを取り入れています。

ただ、

監査や税務だけが公認会計士の仕事ではありません。

公認会計士の資格を有すると、

アドバイザリー業務、コンサルティング業務 etc

幅広く様々な業務で活躍できます。

そういった意味で、

「会計士は将来仕事なくなるからやめとけ」

という批判は的外れなのです。

コチラの記事も参照!

3.むしろ早く奪ってほしいという事実

これは完全に僕の個人的な感想ですが、

AIに仕事を奪われることの何が怖いんですかね??

個人的には、

自分で仕事をやるよりも、

AIが正しく作動しているかどうかだけ確認して、

今までかけてきた時間を他のことに費やせる。

そっちのほうが幸せじゃないですか??

仕事多い、残業多いと言う割に、

仕事を奪われたくないって、

矛盾していると思いますね。

どうせ受からないからやめておけ

公認会計士になるためには、

たくさんのハードルを乗り越えなくてはいけません。

(詳細はコチラ

たしかに公認会計士は、

医師・弁護士に並ぶ三大国家資格といわれる、

非常に難易度の高い資格であることは間違いありません。

合格率は10%程度と低く、

勉強時間も約4,000時間ほど必要と言われています。

確かに、難しいですね。

・・・

だから??

価値がある資格だから、難しくて当たり前ですよね。

高い壁だからこそ、乗り越えたときに素晴らしい景色が待っています。

それにチャレンジすることは、とても素晴らしいことです。

ハードルが高さと、あなたが受かるか受からないか、

まったく相関がありません。

「受からないからやめておけ」なんて、

何かにチャレンジする勇気もない、

他人のチャレンジ精神を阻害するだけの人間は、

食べ終わったポテチの袋並みにいらないので、

さっさと無視しましょう。

監査なんてつまらないよ

よく聞くワードですね。

「監査はつまらない」

監査法人でもよく言っている人がいます。

(そういう人に限ってなかなか辞めないのですが・・笑)

監査は本当につまらないのか?

確かに、監査という仕事は地道です。

ハードな仕事です。

人によってはつまらなく感じるかもしれませんね。

でも、僕はそうは思いません。

リクルート活動で優秀な人材を採用し、

その人材を研修やOJTで育成

現場ではうまくモチベートアップを図る。

リーダーシップを発揮してチームマネジメントをし、

限られた予算で結果を出す。

パッと挙げるだけでも、

監査にはたくさんの要素が詰まってるのです。

目の前の仕事だけではなく、

もっと大局的な目で見てみれば、

監査はとても楽しいものです。

「監査なんてつまらないよ」とかいう人は、

目の前の仕事しか見ていないか、

そもそも監査の本質をとらえていないか、

はたまた、ただの無知なので、

無視しましょう。笑

こちらの記事も参考に!

そもそもすべてが楽しい仕事なんてあるのか?

「好きなことで生きていく」

素敵な言葉ですね。

でも、

どんなに好きなことを仕事にしたって、

1から10まで全部が楽しい仕事なんて、

本当にあるんでしょうか??

例えばyoutuberなんかは、

企画立案・編集・マーケット営業 etc…

流れてる動画の裏側で結構めんどくさい仕事があるんです。

プロ野球選手とかも、

ランニングしたり、トレーニングしたりして、

それでも怪我したり、うまく結果が出なかったり。

地道に努力しても、成功しないこともあるんです。

何もかもが楽しくて、

毎日キラキラなんてのは、

ただの空想・理想です。

「監査はつまらないよ」という人には、

「で? あなたの仕事は楽しいの?

と聞き返してやりましょう!

まとめ

勝手に回答シリーズ第一弾、

「会計士 やめとけ」に対する回答を用意してみました!

いかがだったでしょうか。

これから会計士受験を検討している皆さん。

いま、会計士受験に励んでいる皆さん。

あなたの選択の先に、

素晴らしい未来が待っていますよ!!

批判や反対意見に惑わされず、

しっかりと地に足付けて、頑張っていきましょう!!

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