みなさん、こんにちは!公認会計士のToshi(@NY_Toshi_Blog)です!
こちらの記事に記載している通り、僕は公認会計士として大手監査法人に勤務し、
現在は駐在員としてニューヨークオフィスに出向しています!
今回は、僕が海外赴任のためにした英語の勉強方法についてお伝えできればと思います!
習得したい英語力
英語の勉強方法についてお伝えする前に、まずは、海外駐在に向けて必要な英語力を整理したいと思います。
僕が思うに、
駐在員として選ばれる英語力と、実際に海外でパフォーマンスを発揮するための英語力は異なると思っています。
それぞれについて、一般的に求められている英語力とも比較したうえで、理解していきましょう。
一般的に駐在に求められる英語力
「国際ビジネスコミュニケーション協会(TOEIC)」の調査(https://www.iibc-global.org/toeic/corpo/case/com/expatriate.html)によると、海外部門の社員に期待する点数は以下の通りになっているという。
- TOEIC L&Rスコア570~810点
- Speaking/Writingそれぞれ120~160点
どうでしょうか。
駐在員として実際に働いている身からすると、「ちょっと低いんじゃないかな」という感覚ですね。
実際に、TOEICの点数が600点を到達していない人が、駐在員として選ばれることがあるのか、少々疑問を感じますね。
駐在員として選ばれるための英語力
駐在員として選ばれるためには、社内の競争を勝ち抜く必要があります。
また、会社ごとに駐在員として選考されるための英語力の基準があると思いますので、その社内基準をクリアする必要がありますね。
海外赴任後の仕事や生活のことも考えて、TOEIC 800点相当は必ず習得しておきたいところかなと思います。
もちろん、会社ごとに選考基準は異なりますので、ご自身の勤めている会社の基準を参考にしてくださいね!
なお、実際に海外駐在員として選ばれるためには、英語力だけでなく、様々な能力に秀でている必要があります。
もちろん、普段の仕事でも圧倒的にパフォーマンスを発揮している人が選ばれやすいですね。
海外出向に選ばれる人の特徴についてはこちらの記事でまとめていますので、ぜひこちらも読んでみてください!
海外赴任してから必要な英語力
無事、駐在員として選定され、実際に着任してみると、自分の英語力のなさを実感すると思います!
特に、英語で聞いた内容を自分の中で落とし込み、自分の意見を構築して英語に変換する能力は、日本にいる間ではなかなか習得出来ないものだと思います。
TOEICのリスニングテストでは、必要な情報を聞き取ることが出来るか、この点について試されます。
しかし、実際に海外で働くとなると、聞き取った情報をもとに自分の意見を伝えることが求められるため、
TOEICの点数が高いからといって、必ずしもすぐに仕事でパフォーマンスを発揮できるとは限らないのです。
英語の勉強方法
さて、ここまでで、海外駐在員として選定されるための英語力と、実際に着任してからの英語力の違いについてお伝えしてきました。
次に、実際にどのようにしてそれぞれの英語力を鍛えていくのか、僕の体験談や現在やっていることなどをお伝えしていきますね!
駐在員として選ばれるための勉強方法
駐在員としての選考基準がTOEIC L&Rで850点と仮定して、その勉強方法についてお伝えします!
TOEICで点数を上げるためにまずやってほしいことが、単語力の底上げです!
単語を知らないと、聞いてもわからない、読んでもわからない、というお手上げ状態になってしまいます。
単語力を上げることは、TOEICの点数アップには必須ですので、単語力に自信のない方はまず単語からやりましょう。
おすすめは、TEX加藤さんの「出る単特急 金のフレーズ」ですね。むちゃくちゃ有名です。
出る単特急のいいところは、点数レベルごとに必要な単語が書かれているので、現状点数の低い方でも手を付けやすい点ですね!
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単語力の他には、やはりリスニング能力については必ず上げていく必要があります。
というのも、TOEICの試験においては、リスニングの点数を上げるほうが、リーディングの点数を上げるよりも簡単だからです!
理想的な戦略としては、リスニングで可能な限り満点を取ることなので、ぜひリスニングテストで点数を稼いでいきましょう!
詳しいTOEICの勉強方法は別記事にて記載をするので、そちらも参照してみてください!
海外赴任後に必要な英語力の勉強方法
どんなに英語を勉強したとしても、海外に到着してから自分の英語力のなさに驚愕すると思います。
- 話すスピードが段違いに早い
- イントネーションについて、方言や癖が強くわからない
- 仕事の専門用語がわからない
- スラングや流行り言葉がわからない
上記のように、日本にいるだけではなかなか鍛えることの出来ないリスニング能力が必要とされます。
また、話している内容を理解するだけではなく、実際にその内容を頭の中で整理し、自分の意見を述べる能力も必要となります。
そのために必要なことは、
現地の人と徹底的に話しまくる、これに尽きると思います。
生きた英語を聞いて、実際に使ってみて、習得するしかないのです。
現地のニュースやドラマを字幕なしで見ることも、おすすめですね!
まとめ
いかがだったでしょうか!
実際に海外赴任をしてみて初めて、英語の能力がまだまだ足りないことに気づくと思います。
ただ、どれだけ英語を勉強して準備しようが、英語でネイティブに勝てるわけがないので、他の分野で勝てるようにスキルを磨いておくことが大切ですね!!
海外に来ると本当に色々な価値観が変わるので、皆さんぜひ目指してみてください。
では、また!
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