こんにちは!
公認会計士Toshi(@NY_Toshi_Blog)です!
ニューヨークで仕事しています。
(自己紹介はこちらを参照)
最近、こちらにも色々と質問いただいていて嬉しいです!
今日はずばり!
「新人会計士が、一年目から」
「同期に差をつけるために」
「やるべきこと」
「10選!」
僕の感覚では、
出世する人は1年目から同期に差をつけてます。
ぜひ、みなさんも、
この記事を読んで、出世しましょう!!
1.積極的にコミュニケーションをとる

(1)対内コミュニケーション
仕事において、
「ホウレンソウ」
これがとても大事です。
特に近年は、新型コロナの影響もあり、
かなりコミュニケーションが難しくなっています。
だからこそ、
積極的にコミュニケーションをすることで、
圧倒的に同期と差をつけることができます。
マネージャーやインチャージからすると、
下からの積極的なコミュニケーションはとても助かります。
「迷惑かな・・?」とか考えることなく、
積極的にカレンダーブロックして、コミュニケーションしましょう!
(2)対外コミュニケーション
監査は、コミュニケーションが仕事です。
クライアントとの良好なコミュニケーションは、
リレーションを築くだけでなく、
困ったときに何かしら助けてくれたり、
仕事を紹介してくれたりします!!
また、クライアントから信頼されると、
「プロフェッショナルとして信頼できる」
とマネージャーやシニアに頼られます!
コミュニケーションが苦手な会計士は本当に多いので、
これだけで出来る新人として見られます!
2.質問する前に自分で調べて考える

監査・会計のプロフェッショナルとして、
最新の会計基準や監査基準をキャッチアップするのは当然ですが、
それ以上に、クライアントのこととか、
誰かに質問する前に、自分で調べることがとても大切です!
現場で仕事をするときに、最低限下調べするべきものはこちら。
(1)クライアント企業の有価証券報告書・ディスクロージャー誌
上場企業ならEDINET(リンク)を見たり、
会社のHPからディスクロージャー誌見たり、
クライアントのことを理解することがとても大切です!
今度、EDINETの見方についての記事も記載しようと思います!
(2)クライアント関連や業界の記事
クライアントリレーションシップを築くために、
クライアント関連の記事であったり、
クライアントが属している業界に関する記事を、
読み漁ることが大切です。
日ごろからニュースや新聞に目を通す癖をつけましょう。
また、
googleアラートを使って、
クライアント関連や業界関連のワードを登録すると、
自分の欲しい情報を提供してくれるので、
とてもおすすめですよ!
(3)過年度調書・監査計画調書
自分が担当するクライアント、エリア、勘定科目、
これらが発表されたならば、
まずは過年度調書を徹底して見ること。
- 去年、どういったテストをしているのか
- どれくらい時間がかかりそうなのか
- どういったエビデンスが必要なのか
こういったことを把握しておきましょう。
また、計画調書も見ることがおすすめです。
どんな企業なのか、どんな論点があるのか。
こういったことをしっかりと把握して、
自分の調書について説明できれば、
新人として非常に重宝されますよ!
3.期限は絶対に厳守する

これは皆さん、
新人会計士とか関係なく、
人として当然ですね!
上司に言われた仕事は、
言われた期限よりも早めに上にあげることが、
出来る新人と思われるためには不可欠ですね!!
ただ、残念なことに、
会計士は時間にルーズな人が本当に多いです。
コロナが収束して、飲み会とかが再開された場合、
必ず遅刻しないようにしましょう!!
4.どんな仕事も付加価値を意識する

なにか仕事を任されたら、
必ず、付加価値を付けましょう。
どんなにつまらない仕事も、あなたの色を付けましょう。
データの加工なり、数値の集計なり、
どんな簡単な仕事にも付加価値は付けられます。
「こいつに任せたらなんか出てくるな」
こう思わせたら、勝ちです!
5.責任感・当事者意識を強く持つ
任された仕事は、自分の力で完結させる。
これはもう本当に大切です。
苦しみながらも自分で何とか終わらせる人と、
難しいところは他の人に任せてしまう人。
天と地ほどの差があります。
あなたに仕事を任せて、最後まで走りきれるのか。
上の人はしっかりと見ています。
トラブルが起きた時も、しっかりと自分で対応できれば、
「こいつに仕事任せられるな」
と思ってもらえます!
6. 様々な業務に積極的に参加する

監査法人には様々な社内業務があります。
- リクルート活動
- 社内研修講師
- 監査業務変革
- そのほか
どれでも構いません。
何かしらに、積極的に参加しましょう!
主な理由は三つあります。
(1)人脈作り
社内業務をすることで、
通常の業務では知り合えない人と親しくなれます。
ジョブの違うパートナーに
「〇〇の仕事をしてみたいんですよね」
等と相談すると、
仕事を紹介してくれたりします。
また、こちらの記事で紹介しているみたいに、
恋人を作ることが出来る可能性もあります。笑
(2)会社への付加価値提供につながる
同じ新人でも、
①社内業務にも積極的に参加し、会社へ付加価値を提供している人
②与えられた仕事のみをやる人
どちらが評価されると思いますか??
もちろん、前者ですよね。
上の人はしっかりと見ています。
あなたが、会社に対して価値を提供しているのかを。
(3)スキルアップ
どんな社内業務も、あなたのスキルアップにつながります。
研修講師をすれば、大勢で話すスキルが上がります。
リクルーターをすれば、営業のスキルが上がります。
どんな社内業務でも構いません。
お金をもらってスキルアップが出来る。
こんな素敵な機会を逃すのはもったいないですよ。
7.発言して、爪痕を残す

新人ながらにミーティングで発言をするのは、
とても勇気が必要だと思います。
けど、発言しましょう。
テレビに出ている芸人さんもいうことですが、
何かしら爪痕を残しましょう。
むしろ、
「発言しない=参加してなかった」と思われる
くらいの強迫観念でいきましょう。
たとえ、多少基本的なことでも構いません。
「お、こいつはしっかりと理解しようとしているな」
「仕事にしっかり参加しようとしているな」
と思ってくれます。
爪痕を残して、他の同期に差をつけましょう。
8.可能な限り耳を傾ける
上司が話している内容は、
数年後にあなたがディスカスする内容かもしれません。
現在はコロナで難しいかもしれませんが、
現場に通勤する機会があるのであれば、
監査室で飛び交っている議論には、可能な限り耳を傾けましょう。
9.自分の武器を理解しておく

あなたの武器は何ですか??
- 難しい基準を分かりやすく説明できる
- 英語が出来る
- 人と話すことが好きだ
- 無尽蔵の体力がある
- 企業結合の基準に詳しい
なんでも構いません。
自分が、同期に比べて何が強いのかを知っておきましょう。
そして、それを最大限発揮しましょう。
すべてを完璧にできる必要はありません。
何かに一つに秀でていればいいのです。
ちなみに、これはキャリア論でもいえる話です。
公認会計士のキャリアについても、今後記事にしていきますね!
10.最低限のPCスキルは身に着けておく

入社してから、
エクセルの操作方法がわからない人と、
エクセルの基本操作はもちろん、マクロも組める人
どっちがいいですか??
圧倒的に後者ですね!
- エクセル
- ワード
- パワポ
- Windowsのショートカット
など、基本的なことはクリアしてから入社しましょう。
正直、
エクセルの出来ない新人とか、お荷物でしかないです。
覚えておきたい最低限のものも、今後記事にしていきますね!!
まとめ
新人会計士が同期に差をつけるため、
「デキる」会計士と見られるための10選でした!
- 積極的にコミュニケーションをとる
- 質問する前に自分で調べて考える
- 期限は絶対に厳守する
- どんな仕事も付加価値を意識する
- 責任感・当事者意識を強く持つ
- 様々な業務に積極的に参加する
- 発言して、爪痕を残す
- 可能な限り耳を傾ける
- 自分の武器を理解しておく
- 最低限のPCスキルは身に着けておく
どの時代も、出世は競争です。
みんなで高めあって、いい人生を送りましょう!!
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